2016年10月6日木曜日

日本の新型リッターSS続々発表

INTERMOTのおかげで、
一昨日の夕方あたりから
新型発表のラッシュです。

とりあえず、まずは国産リッターSSから。

まずはスズキとホンダから
GSX-R1000、GSX-R1000R
ホンダからは
CBR1000RRのSP、SP2
が発表されています。


https://goo.gl/BDpCU1

スズキは、かなり頑張って
新型GSX-Rの完成度を上げてきました。

エンジンもショートストローク化して
圧縮比もアップさせ、
202PS(仏馬力)199HP(英馬力)
トルクは117Nmを発揮。

エンジンの小型化も進め
搭載位置も変更して
6度後傾させているとのこと。

前輪荷重の増大というのが
日本製バイクの進化の方向で、
エンジンはどちらかというと
前傾方向が多かったと思いますが、
最近、この手の「後傾エンジン」が
ポツポツ出てきたように思います。

ヤマハYZ450Fの技術資料によると、
後傾エンジンの狙いはマスの集中化。
GSX-R1000も同じ考えと思われます。

この他にも、シャシ、スイングアームも
ゼロから設計し直しています。

スペシャルバージョンのGSX-R1000Rは
サスペンションを高性能化しており
ホモロゲはこちらで取得するのでしょう。

装備重量については
記事により多少ブレがありますが
200~202kg。

電子制御についても
慣性計測システムにより
各種コントロールを行って、
エンジンモードも
トラック、ロード、レイン
の3モードを用意するなど
一気に他社に追いつきました。


https://goo.gl/13be2f

一方、ホンダのCBR1000RRですが、
事前にリーク画像で噂されていた通り
エンジン、フレーム共に
従来型の改良に留まる見通しです。

もちろん、パワーアップ(192仏馬力)と
15kgの重量減(195kg)を達成しているというので
戦闘力については問題なし
なのでしょうが、スズキに比べると
全面見直しとは言い難く、
パワーも200馬力の大台には届かず。

CBRの場合はレースキットが
販売されますので、これを組み込めば、
戦闘力はアップするはずですが
SP2には、キットを組み込んで
販売する方が親切では??
と、いつも思うのですが・・・

ホンダは「この程度で勝てる」
と思っているのか、それとも
RVFを出すからCBRには金をかけない
と割り切っているのか?

RVFは出るとしても2018年か2019年
と言われているので、現時点では
いずれも推測の域を出ません。


https://goo.gl/T7qIo2

また、去年新型を発表している
カワサキもスペシャルバージョンの
ZX-10RRを発表しました。

エンジンやブレーキ、ホイールなどが
バージョンアップされているもの。

以前から、Ducatiがノーマル、S、Rと
バージョンを分けて販売していましたが
遅ればせながら、ようやく国産4社も
スペシャルバージョンを
用意するようになりました。



一方、すでにR1のモデルチェンジ済の
ヤマハは、R6のティーザービデオを発表。

マジで600ccのモデルチェンジを
やるようですね。

ホンダは正式に撤退を表明してますが
R6が売れれば、スズキやカワサキは
どうするでしょうか・・・・

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