2016年5月31日火曜日

教習所の教え方には大いに問題がある

こんなこと言われなくたって
分かってるよ、と言われそうですが
日曜の事件のこともあるので、
やはり書いておきます。

嫁が教習所に通ったのは
結婚してずいぶんたってからです。

そのとき、教習所の教官が言ったのは
「前なんか、誰でも見えてるんだから
 ミラーをよく見ましょう。」

・・・・・・・・・は?? w( ̄Д ̄;)w

この教官はアホですか??

この教官の言い分に感化されたらしい嫁は
おかげで前を全く見ず、常にミラーばかり見てるという
ものすごい危険なドライバーと化しました。

おかげで、嫁がひき殺したかもしれないのは
オイラが把握してるだけでも、
原付2台、自転車6台、歩行者2人。
いずれも、オイラが騒いだり、向こうが避けたりして
事故にはなりませんでしたが・・・

他にも、教習所のせいでついてしまった
変な癖や習慣を全て改めさせるのに
ものすごい時間を要しましたが
他のことは機会を改めることにしましょう。


ということで、今日問題にしたいことですが、
まずもって、「見る」と「眺める」の区別が
全く分かっていない。

いや、もっと分かりやすく言いましょう。
「見る」と「顔を前に向ける」の違いが
分かってない人が多すぎます。

「見る」というのは、
目から入ってきた情報の中から、
危険な物、危険になりうるものを取捨選択し、
危険な物に注視する行為をいいます。

一方、「顔を前に向ける」というのは、
目から入ってくる情報に全く注意を払わず、
ただ捨てている行為を指します。

危ない連中に限って
「顔を前に向けて」いただけなのに
「前を見ていた」とか言い出します。

実際問題、本当に一生懸命に「前を見る」と
(道路状況にもよりますが)
ミラーを見る余裕が非常に少ないはずです。

1秒目を離せば、道路状況はがらりと変わります。

そういう状況で、常に「見」続けるのは
かなり大変なことのはずですし、
それでも多くの場合に不十分で、
不測の事態に対応できないこともあります。

「ミラー?良く見てるよ、余裕、余裕~」
というあなた、本当に「見て」ますか?

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