2015年7月15日水曜日

MVアグスタはタンブリーニの呪縛から離れられるのか?

http://www.asphaltandrubber.com/news/1000cc-mv-agusta-motorcycles-coming/

言いにくいことを、奇をてらわずはっきり言ってしまうと
MVアグスタF4は、実は全然速くない。

そもそも、誕生からして難産だったこともあり
単純にサーキットのタイムだけで見れば
日本製4気筒スーパースポーツに
遠く及ばなかったのに、
そのまま大きなモデルチェンジも受けずに来た。

それが今のSBKでの戦績にも現れている。

F4の魅力はそんなモノじゃない。
唯一無二のデザインと官能的なサウンド
そして、公道でも立派に楽しいフィーリング、
・・・・などと、F4のファンは言うけれど、
さりとて、今の状態を続けていては
やはり、いくら何でもイメージが良くない。

そんなことから、4気筒1000ccのF4とブルターレについて
大幅なモデルチェンジが行われる、というのは、
ずいぶん前からニュースにはなっている。
それが、いよいよというタイミングになってきたようだ。

さて、そこで問題になるのが
どんなデザインのバイクになるのか?

ドゥカティが、大ヒットになった916シリーズの後に
全く違う999を発表して、世界中からそっぽを向かれて以来
バイクデザインは、良く言えばオーソドックスに
悪く言えば変わり映えのしないものになってしまっている。

特に、今のMVアグスタは、F4と共に誕生したので
その意味ではドゥカティよりもタンブリーニの壁は高い。

オイラは999とか、旧型ムルティストラーダとか
別に嫌いではなかったけれど、
あそこまでブッ跳んだデザインを歓迎する層は
かなりの少数派だったということだ。

そうすると、F4のデザインを変えるという選択肢は
よほどのことが無い限り難しいのだろう。

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