2014年11月20日木曜日

SBKは再び二気筒の時代に?

http://www.worldsbk.com/en/news/2014/Great+performance+by+Giugliano+and+Davies+at+Aragon
http://www.worldsbk.com/en/news/2014/Motorland+winter+test+wraps+up+for+KRT
http://www.crash.net/wsbk/news/211118/1/giugliano-sets-a-fierce-ducati-pace-in-spain.html

かつて「ドゥカティのためのシリーズ」
と言ってもよかったWSBKであるが、
1098から現行の1199になったとたん、
それまでの活躍がウソのように
勝利から見放されるレースが続いていた。

しかし、2015年から開始するEVOルールでは
従来より改造範囲を厳しく制限されることで
特に四気筒勢のポテンシャルが大きく低下するため、
相対的に二気筒勢に有利になると言われてきた。

アラゴンで行われたポストシーズン初のテストで
早速、その予言が的中したようだ。

このテストには、カワサキ、ドゥカティが参加したが、
サイクスが1分51秒2、レイが1分51秒1だったのに対し
ドゥカティのジュリア―ノは1分50秒2。

四気筒勢でアプリリアと並び
2014年のWSBKをリードしてきたカワサキに対し
ほぼ1秒早いラップタイムを記録してみせたのだ。

この件については、アプリリアも
シーズン途中でレギュレーション変更が必要になる
とのコメントを残しており、二気筒への吸気制限など、
何らかの対応が取られる可能性もある。

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