2014年8月19日火曜日

サーキット・オブ・ウェールズv.s.もてぎ


http://www.motorcyclenews.com/mcn/news/newsresults/general-news/2014/august/circuit-of-wales-to-host-british-gp/

MotoGPイギリスGPは、
今後サーキット・オブ・ウェールズになるが
そのコース図が紹介されている。

一般にイギリスのコースは
自然の地形や道路を再現したようなものが多く
誰かが、なんとか理論をこねくり回して
いかにもわざとらしく作った近代サーキットとは
一味もふた味も異なっている。

日本で言うと、鈴鹿がそれに近い。

一方、どうにもこうにも・・・
というのが「もてぎ」

「モータースポーツのガン」F1でも
オーバーテイクがしやすいように、という配慮と、
速度低下・安全性向上の時代要請、
西の鈴鹿とは性格の違うコースにしたいという意図、
そしてホンダに有利なストップ・アンド・ゴー
にしたかったのは分かるが、あまりにも単調にすぎる。

ホンダは、よくもてぎでマシンのテスト走行をしているが
こんなストップ&ゴーのところでテストしてるから
いつまでも「ハンドリングはヤマハ」と言われてしまうのだ。

二つ目は、使わなくなったオーバルコースが邪魔。

元々、もてぎは
オーバルありきで作られたサーキットで、
現在のロードコースは付属物ぐらいのつもりだったのだろうが、
今となってはオーバルコースは、
どの観点から言っても無用の長物。

観客席からは障害物となって、
コースの見えない部分を増やしているし、
メインスタンドとホームストレートの距離を
不必要に遠くしてしまっている。

このため、メインスタンドに足を運んだ観客が
レースの迫力を十分に堪能できていない。

この2つの問題点を、なんとかするため、
コースの改修案を作ってみた。

インディアナポリスも
不自然に急なコーナーを改修したというし、
もてぎもなんとかならないか?


それがこの図
元の図は以下のサイトから拝借した。
↓    ↓
http://meisourider.blog134.fc2.com/blog-entry-1738.html

まずは、簡単なところから
V字コーナーの改修である。

130RからS字へと続いてきた流れを断ち切らないため、
タイトなV字コーナーを廃止し、
緩やかなコーナーとしてヘアピンに繋げる。

もてぎのコース紹介のためにバスに乗ると
3コーナー、5コーナー、V字コーナーが
「全部同じですから(笑)」
なんて紹介されるけれど、これで「同じコーナー」
が一つ減ることになる。

また、ホームストレートについては、
オーバルのストレートを使い
現在のホームストレートは廃止する。

これにより、ホームストレートが観客席に近くなり、
高い金を払ってメインスタンドに座っている観客の
満足度もアップさせることができる。

また、ピット及びパドックの面積の拡充にもなり、
鈴鹿並みの広さのピットとすることも可能。

ホームストレートの位置が変わることで
1、2コーナーや、90度コーナーから先のルートも変更となる。

一応、90度コーナーとヴィクトリーコーナーは
設計者の意図を尊重して、そのまま残す
もしくは平行移動して残すことにしてみた。

それと、個人的には4コーナーと5コーナーの間も
ストレートではなく、S字にするとか
図のように高速コーナーにするとかを希望する。

オーバルを全廃することで、
ランオフエリアの確保は問題ないはずだ。

K-TAI用の遅いカートで走っていると、
高速コーナーは直線と見分けがつかなくて
もてぎでも、「ま、いいか」となるが
バイクの場合、低速コーナーばかりというのは
はっきり言ってつまらない。

レースカテゴリーによっては
貴重なパッシングポイントが減る!
という文句が出るのなら、
ホームストレート以外は旧コースも残して、
どちらか選択できるようにしてもよい。

とまあ、ここまで書いてきたけれど
全体にヤマハ有利のサーキットになるので
ホンダがウンと言うとは思えないんだよなぁ・・・(苦笑)

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