2014年5月13日火曜日

ドカSSのオイル


CBのオイルの話をしたので
ドカSSに使っているオイルも紹介。

日本におけるドカの純正はシェル・アドバンスだが、
未確認情報によるとスイスはパノリンらしい。

最初にパノリンの話を聞いたのは、それだった。

ところで、オイラは粘度指数向上剤を信用してない。
このあたりはエンジンオイルの話:HTHS粘度で述べたので
参照してほしい。

粘度指数向上剤を使うと、ワイドレンジオイルになるので
10w-50は15w-50よりも粘度指数向上剤を使っている可能性は高い。

なので、パノリンのように10w-50というオイルは
あまり信用できない。
・・・・という理由から、当初はパノリンを敬遠していた。

けれども、最近はXHVI(Extremely High Viscosity Index)基油
などのようにベースオイルの性能でワイドレンジを出している
というオイルも存在するようになった。

パノリンの場合はそれにあたり、
粘度指数向上剤に頼っていないらしい。

実際、パノリンRACE10w-50Streetを使ってみると
シフトフィーリングも良好だし、
モチュールみたいにあっという間に劣化しない。

そんなことで、今はドカ用にはRACE10w-50Street。
交換頻度は、公道3000kmごと。
サーキットは1時間=1000kmで換算している。


ちなみに、バイクのエンジンオイルが
なぜ四輪用よりも交換頻度が短いのかと言うと

「バイクの方が高回転まで使うから・・・・」

と言われているが、それなら、リッターバイクを
街乗りしてる場合は、四輪とさほと違わないはず。

バイクのオイルの交換頻度が短い最大の理由は
バイクの場合、ギヤオイルも兼ねていて
そのため、金属粉の発生量が多いから。

金属粉などの異物は、ヤスリの作用をして
さらなる摩耗を発生させる。

ヤスリ効果による摩耗は
全摩耗の半分を占めると言われるほどで、
馬鹿にならない。

「でも、そのためにオイルフィルターがあるよね?」

残念ながら、完璧なオイルフィルターなど
この世にはない。

異物除去を重視すると抵抗が大きくなってしまうし
抵抗を減らそうとすると、異物除去がおざなりになる。

したがって、エンジンに使われているのは
「ほどほどのレベル」のフィルターになってしまう。

そういう理由からバイクのオイル交換は
四輪よりも短い頻度に設定されている。

そうだとすると、ドカから抜いたパノリンも
異物を取り除けば、まだ新品同様とはいかなくても
それなりには使えるはず。

なので、ドカSSから抜いたパノリンを
新聞紙などを使ってろ過し、金属粉などの異物を取り除いて
他のバイクに使うのはどうだろう!

な~んて素晴らしいアイディアだ!

・・・・と思っていたら、
新聞でろ過するには、かなり面倒だし、時間もかかる。

これには、
「その間、オイルの臭いを我慢しろというの?」とか
「ろ過してる間に倒してこぼしたらどうするの!」など
嫁の大反対により、あえなく挫折。

そうそううまくはいきませんねぇ、、、(@_@;;)

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