2012年10月4日木曜日

ヤマハが三気筒エンジンを開発



 


国産の三気筒バイクといえば、有名なので言えば
カワサキのマッハなんてものがあるし、
MVアグスタのGPバイクでも、三気筒が有名。

とはいえ最近は、三気筒といえばトライアンフ、
てな感じになってしまっている。

マッハの時代というか昭和の時代を別にすれば、
ここのところの日本メーカーは、
三気筒には全く手を出していない。

カワサキにしても、ゼファーやW650は出したものの、
マッハの現代版懐古モデルは出していない。

マッハといえば、当時「乗り手を選ぶ」などと言われたが、
辛口の評価をすれば、シャシ設計が破綻している。
カワサキとしては、「名車」とは言いたくないのかもしれない。

三気筒エンジンは、四気筒のように
クロスプレーンクランクなどの特殊なことをしなくても
トラクションという点では良好、という話を聞いたことがある。

公道用、素人用としては三気筒バイク
決して悪い選択ではない。

トライアンフに試乗したことがあるが、
四気筒ほどではなくても、そこそこ高回転までまわり、
二気筒ほどではなくても、クランクシャフトが短いので軽快。

もちろん、逆に言えば
四気筒ほどは回らず、二気筒ほど軽快ではない
という言い方になるわけだけど。

日本メーカーには四気筒は多いので、
これを1つ切り落とせば、比較的楽に三気筒の開発ができる。
要は、やる気になるかどうかだけ。

たとえば、1リッター四気筒のうち、1気筒を切り落とせば、
あっという間に750cc三気筒エンジンの出来上がり。

750cc三気筒、と聞くとウズウズする人もいるだろうが、
日本メーカーの技術力は、マッハの時代よりは遥かに上だから
750cc三気筒といっても、そんなにじゃじゃ馬にはならないだろうけど。

写真は以下から
http://www.motorcyclenews.com/MCN/News/newsresults/General-news/2012/October/oct0212-yamaha-unveils-three-cylinder-engine/

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