2011年5月22日日曜日

伊豆スカイラインの危機

バイク雑誌などでも話題になっているが
伊豆スカイラインが二輪通行禁止になるかどうかの
瀬戸際にある。

現在、「伊豆スカ事故ゼロ小隊」という名の
ボランティア・ライダーたちが見回り・チラシ配布
を行っているが、事故が無くなる様子はない。

そして、昨日も事故があったらしい。
(参考・伊豆スカでまたしても事故です

もちろん、道路交通法を100%守れ、だの
最高速度を1キロでも越えたら違反だ!
などといったことを言うつもりはない。

せっかくバイク乗ってるんだし、気持ち良く走りたい
という気持ちもよくわかるし、
多少のヤンチャ行為ぐらいは
大目に見るべきとも思っている

しかし、モノには全て限度というものがある。

こういうことを書くと、途端にオッサン臭くなるが
むかし、峠でヤンチャ行為する奴らは、
誰もいない夜に走っていたものだった。
タバコを吸う高校生は便所で隠れて吸うものだった。
ヤンチャをするにも最低限の礼儀というものがあったはずだが、
最近では街中でタバコを吸う高校生や、
一般車が多く走る昼間に暴走する馬鹿が増えた。

しかも、今は、80年代と違い
サーキットの敷居は劇的に下がっている。
もはや、「サーキットでは走れないから峠で」
は、言い訳にすらならない。


・・・・とはいえ、こういう正論はいても
馬鹿は聞く耳を持たないんだよなぁ。

こういう輩って、サーキットに誘っても、まず来ない。
何のかんのと理由をつけて言い逃れをするけれど、
要するに「『本当は自分は下手で遅い』ということを
突きつけられてしまうのがイヤだ」というのが本音らしい。

だから、公道でゆっくり走る一般の四輪やバイクを相手に
「俺は速い!」と井の中の蛙で妄想して悦に入る。

そんな小心者どものために
伊豆スカイラインが閉鎖されるのは残念なのだが・・・

2 件のコメント:

チビ太 さんのコメント...

チビ太です

いつも楽しく拝見させて頂いております
伊豆スカの件、全くその通りと思います

80年代、私も若かりし頃
人には言わないけど、自称走り屋(走りを楽しみ人としての)と思っていた私も
こっそり、ひっそりと走りを楽しむことはあっても
自己怪我がないように(他の人からそら見たことかと言われたくないので)
まして、他人を巻き添えにするなんて言語道断..

頭が子供な人達には自由度が高い乗り物、道具を与えてはいけないと思います
若い時からバイク乗りの父によく言われてました

「バイクは大人の乗り物だと」

ではでは

mos さんのコメント...

チビ太様

コメントありがとうございます。
どんな時代、どんな世代にも一定の割合で
馬鹿は存在します。

その馬鹿に、なんとか影響を受けずに生きていきたいですが
なかなかそうもいかないようです。