2011年4月1日金曜日

チャイナバイクのハンドリング



前に書いたことがあるけれど、我が家の4台目
チャイナ号をカートコースに持ち込んでみたところ
なんとGS50(ノーマル)よりも遅かった

嫁にビデオを撮ってもらっていたので
区間タイムを比べてみたところ
ストレートはちゃんと速かったが
それ以外はメタメタ。

ヘアピンなんか、そのコーナーだけで
0.5秒以上は遅れている。
こうなると、ストレートでちょっとくらい
速くても全く無意味。

なんでこんなことになったかというと
チャイナ号は2つの点で決定的な欠陥がある。

1、重量バランス
チャイナ号の前輪荷重は、ほとんど無い。
その結果、フルブレーキングしても
前輪にあまり荷重がかかってくれない。

普通のバイクでフルブレーキングする時は
体を起して、後輪の荷重が抜けすぎるのを防ぐが
こいつで走っている時は、ブレーキング時も
思い切り前傾してフロント荷重を稼ぐ必要がある。
が、それでも、フロントへの荷重感は不足。

2、セルフステアが働かない
まずもって、フロントの動きが渋かった。
締め付けトルクの管理が悪かったのだろう。

この問題はアサカワスピードで、
浅川さんに調整してもらい、
それまでと比べると劇的にスムーズに
動くようになったが、
それでもまだセルフステアは働かない。

これはもう、フロントのジオメトリーが
完全に破綻しているからに違いない。

見た目はホンダ・エイプとそっくりな、このバイク。
しかしながら、見よう見まねで
形だけ真似しても、中味はまるで別物ということだ。

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