2011年2月7日月曜日

ストーナーは今年やるかもしれない


セパンテストのストーナーは初日トップを奪うなど確かに好調だった。
けれど、好調と言うなら、二日目ペドロサ、三日目シモンチェリは?
その中で、なぜストーナーだけに?

MCNの記事にもあるんだけれど、 昨シーズンのストーナーは
フロントエンドのトラブルに泣かされ続け、
そのためか年間5戦もの転倒を記録している。
しかし、ホンダでは、フロントに全く不安がないとのこと。
「まったくもってファンタスティック!一度転んだのはただのミスで
 それ以外、3日間のテストで一度もフロントを失わなかったよ!」

よく言われることだけれど、ドゥカティのアイコンとも言える
L型エンジンは、フロント荷重が稼ぎにくい。
「それゆえにリヤ主体のコーナリングができる!」 なんて
言ってる向きもあるけれど、趣味で走ってるならともかく、
MotoGPで速く走るにはフロントもきちんと使わないといけない。
そのため、非常にナーバスな特性になりかねないのがドゥカティの宿命。
ストーナーの速さの実態は綱渡りのコーナリングだった、 とも言えるわけで。

そのストーナーがワークス・ホンダを手に入れた。
これは何かを起こす可能性があるとはいえないか?

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