2016年7月8日金曜日

袖ヶ浦と熱中症


昨日は、いろいろ回りまわって休みが取れたので、
袖ヶ浦のライセンスを取りに行きました。

袖ヶ浦って、サーキットを作った後になって
周囲から騒音懸念問題が噴出し
そのため、開業が遅れたという
なんだかなぁという経緯があります。

その上、関係者が四輪のことしか頭になく、
騒音問題で手いっぱいなこともあって
二輪への対応はいつまでたっても後回し。

・・・ってなことで、オイラの頭の中では
袖ヶ浦って単語はずっと消えていました。

でもまあ、アクアラインを使えば我が家から近いし、
走行会で何度か走ったし、しかも、平地なので、
富士みたいに冬でも雪に閉ざされないし、
ということで、袖ヶ浦のライセンスを
ようやくにして取ってみる気になったわけです。

袖ヶ浦のライセンス講習会は
①バイクの騒音検査
②座学
③体験走行4周
で終わります。

騒音検査はレッドゾーンの50%での音量測定ですが、
空冷二気筒のドカSS、全然回りませんから、
こういう規定なら無問題です。(苦笑)

他の車両が甲高い音を立てる中
太い音で一発OK。

座学は、すぐに終わります。
すでに他のサーキットで
ライセンス持ってる人間が多いと
主催者も理解しているようで
ローカルルールのいくつかを
ささっと話をして終わり。

問題はこの後でした。

体験走行ですが、
異様に速度が遅い。

特に最初の1周目はローギヤでも
ドカSSには遅すぎてガクガクします。

せめて時速40キロくらいは出してほしいのに
先導の四輪は涼しい顔してノロノロ運転。

ドカSSってのは、
強制空冷でもないし、
オイルクーラーが異様に小さく
ノロノロ走るようにはできてません。

こんな調子で真夏の気候の中
ノロノロ走らされたら
マジでやばいです。

空冷バイクの方で、袖ヶ浦に
真夏にライセンス取りに行く人は
体験走行はパスするか、
さもなくば1、2周でピットインすべきです。

そうしてヨロヨロとピットインすると
嫁がサンバーの鍵をなくした!
という衝撃の大問題が発生!!!

嫁は思い当るところを探したけど・・・
などと、相変わらず切迫感のないことを
言ってるので、結局、オイラが
サンバーの荷物を全部引っ張り出し、
隙間に鍵が落ちているのを発見しました。

しかし、ツナギを着たまま
こういう大立ち回りを数十分・・・・
これでは熱中症にまっしぐらですねぇ。(-o-;;)

ライセンスは体験走行後にすぐ発行されるので
午後からスポーツ走行が可能になりますが、
こんな調子でふらふらしながら、
5分遅れで出て行ったものの
まったく走行に集中できません。

ブレーキをちゃんとかけられる
という自信がないので
ストレートで全開にするのが怖い!

そんなアホな、と思うでしょうが
いや、マジです ( ̄Д ̄;;

でも、このおかげで、バイクの方は
助かったのだと思います。

というのが、体験走行で
オーバーヒート寸前まで
油温が上がっており、
少々時間を置いたくらいでは
全然冷えていなかったからです。

結局、油温上昇に気が付いたこともあり、
途中から5000回転あたりでシフトアップして、
完全に「エンジンいたわりモード」一直線。

後方からは、倍以上の回転数で
国産(水冷!)SSが猛烈な勢いで迫ってきますが
インを開けて「どうぞお先に」状態。( ̄◇ ̄)

それでも油温が上がらないようにできただけで
下がる方にはいってくれません。

そのうちにクラッシュしたバイクが出て
赤旗→そのまま終了です。

その後は、油温が下がってくれないので
2枠目を見送り、よく考えると
オイラの熱中症も酷い状況なので
この日は帰ることにしました。

家についても頭痛はガンガンするし
氷を脇の下に当てても全然回復しません。

いよいよとなって水風呂に入ったところ、
どうにか頭痛は薄らぎましたが
あくまで薄らいだだけ。

K耐の時にも熱中症になったけど、
あのときは水風呂で回復したのになぁ・・

たぶん、カートスーツとバイクのツナギじゃ
熱中症のレベルが違うんでしょうね。

結局、そのあとすぐに眠ってしまい
朝までぐっすり。

・・・・・・・・ということで、
昨日のブログはお休みしました。f^^;

それでも、次の朝も
頭の中は少しぼやけていました。

次回以降は、体験走行はないので
ドカSSも少し楽になるでしょうし、
オイラも、鍵を探して大騒ぎもせずに済む
・・・・・はずなので
もうちっとはマトモに走れると期待します。

と、同時に、熱中症になったら
人もバイクも、その日は無理はしないこと
というのは本当です。

それと・・・やっぱり水冷には勝てない(汗)

やっぱり国産水冷SS欲しいなぁ(笑)

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