2016年2月2日火曜日

反射神経を鍛える(いつまでもライダーでいるために)

http://goo.gl/sqJUqG

昨今の運転マナーを見ていて
ものすごく気になるのが赤信号無視です。

昔の方が運転マナーが良かった
とは決して思いませんが、
赤信号無視だけは、今の方が多いと思います。

昨今の赤信号無視の多くは
赤になった直後ならまだしも
すでに交差方向の信号が青になっているような
言い訳の聞かないタイミングなのに
何事もないかのように平然と進入してくるものです。

普通、赤信号無視をする人間は
もう少し決死の覚悟で、アクセル全開で
タイヤを鳴らしながら突っ込んでくる
のではないでしょうか。

昔は見られなかったということは
若い運転者が犯人?と思いましたが
年配の運転者がかなりの割合でいます。

ずっと、理由が分からずにいましたが
最近、思いついたことがあります。

日本人の平均年齢は
ここのところずっと上昇しています。

つまり、反射神経がありえないくらい悪化して
赤信号になったのに、全く反応できない運転者が
増えているせいではないか?

そう考えると、かなり怖い話ですね。

実際、反射神経は若いころに比べると
確実に低下するのが普通です。

たとえば、もぐら叩きをやらせると
若者と高齢者の差は歴然。

しかし、ここでモグラが出てくる穴が一つだけ
という風にゲームを変更すると、
若者と老人の差はあまり差が無くなる
という結果が得られているそうです。

どういうことかというと、
未知:何が起こるかわからない状況」
に置かれた時の反射神経は
年齢と共に確実に低下しますが
既知:あらかじめ予想できている状況」
に対する反射神経は
トシをとってもあまり低下しない
ということです。

つまりサーキットでは
バイクがどのように滑り出すか
経験で知って身構えておけば
反射神経を補って素早く対応できますし、

公道においては、
危険予知の確度を高めておけば
これまた未知の状況ではありませんので
若いころに近い反応が可能になるわけです。

つまり、反射神経は経験で補えるわけです。

したがって、まず我々がやるべきは
まずは今まで蓄積してきた経験から
起こるべき状況を的確に予知する
いわば予知能力を磨くこと。

もちろん、それだけでは不充分ですから
反射神経そのものも鍛える必要があります。

反射神経の鍛え方については
いろんなサイトがありますが
たとえば、参考になるのはここ。
  ↓   ↓
反射神経の鍛え方!プロスポーツ選手も実践する8つのトレーニング
反射神経・運動神経の良し悪しを決めるのは「動体視力」!?

両方のサイトにに書いてある内容をまとめると
鍛えるべきは
①動体視力
②条件反射運動
③情報処理速度
の3つに類別されます。

オイラがやっているのは

①動体視力を鍛える
・動いているものを見る
 →バイクに乗っていれば毎日やってますが、
  それを意識して反対車線の車や流れる風景を
  よく見るようにする。

②条件反射運動をする
・日常の中で条件反射運動
 →シグナルグランプリ
  青になる瞬間までクラッチレバーに触れない。
  そこから、どれだけ早くスタートできるか
  信号で止まるたびにトライ

③情報処理速度を上げる
・速読をする
 →仕事の必要上、やってます

公道でもサーキットでも、
極めて大事な反射神経ですが、
トシをとったから、と言い訳せず、
できることから始める必要がありますね。

0 件のコメント: