2015年11月26日木曜日

黒以外のタイラップの性質について

昨日、赤い色のタイラップを買った
という話をしましたが、
タイラップの性質について調べてみると
以下のような資料が見つかります。

http://eeg.panduit.co.jp/pdf/sa-elcb03-jp_A38-A51.pdf
http://fa-ubon.jp/member/admin/tech_image/tech_220_pdf_bell54_52-54.pdf

特に上の資料が親切です。

ごく一般的なナイロン製のタイラップだと
紫外線によって劣化するので、
カーボンブラックを加えて対候性をあげています。

我が家では、オイラがバイクに使っているほか
嫁が洗濯物の物干し角ハンガーに使ってます。
     ↓     ↓     ↓


http://goo.gl/nWv1mA

どういうことかというと、
角ハンガーには洗濯バサミがぶら下がってますが
そのハサミをぶら下げるプラスチックの紐が
ブチブチ切れるので、タイラップで補修してます。

が・・・そのタイラップもブチブチ切れてます。(^^;;)

曲げの曲率が大きいとか、
濡れた洗濯物はそれなりに重量があるので
負荷がかかっているとか
いろいろ理由はあるでしょうが、
頻繁に交換してるので、
とにかく、オイラより嫁の方が使用量は多いです。(笑)

さて、話を元に戻して、
黒のタイラップはカーボンブラックにより
紫外線に強くなっていますが、
黒以外のものだと、カーボンブラックが使えない。

カーボンブラックと同様の性能を持つ
紫外線カット材料は、どうやら無いようで、
今のところ、耐候性=黒と見て間違いないようです。

黒以外で耐候性のあるものとしては
テフゼル、ヘーラーなどの特殊プラスチックがありますが
価格が高くなるのはしかたないところ。

そういうことから、赤のタイラップは
耐候性としては期待薄ですが、
バイクって、乗らない時はカバーかけたり
車庫などにしまったりしてるので
思ったほど紫外線の攻撃は受けません。

例外は・・・会社の駐輪場に昼間放置される
ST250Eで、これはまあ仕方ないかなぁ・・・

とりあえず、ST250Eは(今まで通り)
黒のタイラップの方が良さそうですね。

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