2015年6月23日火曜日

スーパースポーツはどこまでの使用範囲を考えるべきか

http://bikers-station.com/

SBKでは、今季、ホンダから移籍したレイが
ここまで16レース中11勝。
優勝できなかった5レースも2位。

去年までの6年間、ホンダCBR1000RRに乗って
15勝しかできなかったのに、
今年だけで、一気に勝利数をほぼ倍増させている。

これで、さらにクローズアップされているのが
CBR1000RRのあまりの戦闘力の無さ。

長年、ホンダマシンでSBKを戦ってきたテンケイトも
もはや愛想が尽きた、と欧州ではもっぱらの噂で
来年はチームごとヤマハに鞍替えする
という噂話も、公然の秘密のごとく語られている。

もう言い尽くされたことだが、
CBR1000RRは、「コンビニ買い出しからサーキットまで」
あらゆる状況に対応できる懐の広さが特徴である。

しかし、その結果、
キットパーツを組み込まないと
戦闘力が高くならず、
「金持ちでないとホンダでレースできない」
という状況が生まれている。

また、キットパーツを組み込んだとしても
別に無敵というわけではない。

一方、フルモデルチェンジを行ったヤマハのR1は、
欧州ではたちまち完売御礼になるほど好評を博している。

これを見ると、日本製スーパースポーツが売れなかったのは
サーキットに寄りすぎた設計のためではなく
単純にサーキットでのパフォーマンスが低いため
ということが分かる。

さて、ここまでは実は前置きだが、
今月号のバイカーズステーションで
気になる記事があった。

「スーパースポーツの復権のために」
として、ホンダを退職した技術者と編集長が
話し合いをしているところがある。

スーパースポーツは以下のどこをカバーすべきか?
というテーマで
 1、レース
 2、サーキット走行
 3、峠の快走
 4、ツーリング
 5、市街地
という5つを挙げている。

結論として、スーパースポーツは
3を中心にするべきで1、2は
キットパーツで対応すべき
ということになっている。

・・・・・・おいおい、、、、(-_-;;;)

「峠の快走」って、そんなモノ
ストリートファイターあたりに
任せておけばいいんじゃないか?

レース用のホモロゲマシンは
乗りやすさとか峠の云々じゃなくて
まず、オーラが大事ってのが
R1が教えてくれた所じゃないかい?

それに、CBRのキットパーツ問題は
けっこう素人レーサーには文句が多い。
高い金払ってマシン買ったのに
さらに追加支出がかかるなんてのは
問題ありすぎだと思う。

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