2015年4月28日火曜日

若い時のオイラは、今と比べても、とてつもなく下手だった

「若い頃のようには走れない」中高年ライダーの7割が自覚
   ↑    ↑    ↑
昨今は、リターンライダーも多いので、とあるけれど、
中高年のライダーの多くが
「若い頃のようには走れない」と思っている、とのことだ。

う~~ん・・・

オイラに関していえば、全くの逆だと思っている。

ま、もともと、こういう記事は
昨今の中高年ライダーの事故急増を受けて
「最初から結論が決まっている記事」だから
こんなものに反応するのはアホかもしれない。

それに、アンケート結果を見てみると
必ずしも「昔のようには・・・」
と思っているライダーばかりではないことが分かる。


・・・・・・と、こんなことを言うと
「でも、体力や反射神経は昔のようにいかないだろ!」
と反論が返ってくるかもしれない。
それはもちろん分かる。

100メートル走で比べたら、そりゃ、昔のオイラが勝つ。

遠い昔、北海道ツーリング中に
大型台風が襲ってきたとき、一日中ハングオフで走って
(ハングオフで走って、ようやく直進できるくらいの烈風だった)
台風の中を走り抜けたことがあるけれど、
今なら絶対に、そんなことはやりたくない。
  ↓   ↓
雨の時は雨具を着よう

それから、サーキットでなくて峠道で
昔のオイラと、今のオイラが対決したら
(安全マージンの取り方がまるで違うので)
もしかしたら昔のオイラが勝つかもしれない。

しかし、昔のオイラは(今のオイラから見ても)
とんでもなく下手クソだった。

バイクを操る技術も、危険予知能力も全くないまま、
根性と筋力だけで誤魔化して乗っていたので
正直いって、今日まで死なずにこれたのは
ただの幸運以外の何物でもない。

だから、オイラは「若いころのように」
なんて走りたくなどない、と思っている。

バイカーズステーションの御大が
しばしば書いている通りだが、
技術と知識、危険予知能力は、努力次第で
何歳になっても向上させていくことが出来る。

オイラのバイクを操る能力は
どの側面から見ても、今がベストであると断言できるし、
たぶん、1年後のオイラは、
今のオイラより、ずっと上手になっている。

ロレンソやマルケスの場合は
年を取って、あのレベルを維持するのは難しかろうが
オイラのようなレベルだと、向上シロがものすごく大きいので、
努力による改善度合いの方が大きく、
年齢による影響などは、ほとんど誤差レベルだと言える。

体力だって何歳になっても、
維持向上していくことは不可能ではない。

そういうつもりで、日々修練していくものでなければ、
誰がバイクなんかに乗り続けるものか。

オイラはそう考えている。

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