2014年4月19日土曜日

MT-09が出ちゃった今となってはねぇ・・・・ホンダの新型650cc


http://www.honda.co.jp/news/2014/2140418-cbr650f.html

一般にエンジンを多気筒にするとトルクは細る。
理由は簡単で単気筒や二気筒に比べて
フリクションが増えるからだ。

そのトルクでのデメリットを
高回転まで回せる、ということで補っているのが
多気筒エンジンの特徴である。
したがって、大して高回転まで回さない、というのであれば、
エンジニアリング的に多気筒エンジンを選択する意味は無い。

MT-09(国内仕様)の最大馬力は110馬力@9,000rpm
今回のホンダの650ccの場合、83馬力@9,500pm

より小排気量で四気筒の650ccだってのに
最高馬力発生点が500rpm高いだけ。
これで四気筒の意味があるのだろうか?

空冷エンジンが多かった70年代、8,000回転とか9,000回転は
充分に「高回転」の領域であったが、
21世紀の今、たとえば我が家のドカSSだって
8,500回転くらいまで回る。

バイク以外の一般紙には、(バイク記事としては)
比較的大きく取り上げられているが、
しかし、MT-09とMT-07が出た今
バイク関係のサイトで、
このバイクのことを大きく取り上げるところはあるだろうか?


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