2013年11月19日火曜日

マカオGP:四輪のことしか考えていないコースでバイクレースなど企画するな


四輪のレースファンには有名なマカオGPは
現在、各国のF3の上位ドライバーを集め、
F3の世界一決定戦的な位置づけがされている。

そのマカオGPでは、F3レースのほかに
様々なサポートレースが行われているが
その一つが、スーパーバイクレース。

が、しかし、これはいったい何なのだ。

四輪レースであれば、こうやってガードレールで囲うだけでも
最低限の安全対策はした、と言ってもいいかもしれない。

しかし、バイクレースとして見てみると、
このガードレールはかえって危険である。
これなら、ガードレールを取っ払って
普通の公道レースの方が100倍安全である。

このガードレールは、オフィシャルや観客を守るもので
「ライダーは死んでも知らないよ」
というものである。

レーサーに死人が出なかったとしたら
それは単なる幸運か、出場ライダーが
事故が起こらないように慎重に運転しただけだ。

二輪公道レースは、今もいくつか残っているが
意図的に、より危険な状況を作り出してはいない。
主催者によって、コースがより危険に作り替えられているのは
マカオGPしか存在しない。

より危険な状況に追い込んでおいて、レースをしろ、
などと言うマカオGP主催者には、嫌悪感しか覚えない。

0 件のコメント: