2013年11月26日火曜日

バイク盗難件数からみる日米の治安のどうしようもない差

2012年における米国のバイク盗難件数は46,061件であった。
ちなみに、検挙件数、つまりユーザーにバイクが戻ったのは
17,757件。したがって、検挙率は38.6%であった。

http://blog.motorcycle.com/2013/11/25/manufacturers/honda/us-motorcycle-thefts-slightly-2012/

一方、2012年度における日本のバイク盗難件数は59,469件
原付バイクの減少により、バイクの盗難件数は
減少が続いているが、依然として米国よりも3割も多い。

http://www.bike-lock.info/html/bike-lock1-01.html

米国の二輪登録台数は分からないが、
人口は日本の二倍いるので
人口1万人あたりのバイク盗難件数は
日本のほうが2.6倍多いということになる。

また、さらに違うのが、検挙率。
上で述べたように米国の検挙率は38.6%
しかし、日本の検挙率は11.2%
なんと、アメリカの1/3にも満たないのだ。

バイクを盗まれた被害者の多くが指摘しているのが
日本の警察のやる気の無さ。
オイラも、交通事故被害者になって
「余計な仕事増やしやがって」視線を浴びまくったので
彼らの指摘は、さもありなん、と思う。

かつて、日本の治安は世界一、という神話があったが
それは、あくまで神話でしかなかった。

バイク盗難をめぐる日米比較は
そのことを我々に教えてくれている。

0 件のコメント: