2013年8月29日木曜日

交通事故の最後の話題:信じられない某大学自動車部

さて、去年の10月の富士スピードウェイの
交通事故に関するお話も、たぶんこれが最後です。

最後に、とんでもない連中の話をしましょう。

オイラを引っかけた加害者の青年は
その日、「仲間」と富士に来ていました。

本人によると「大学の自動車部OBの仲間」
と、ジムカーナコースに来ていたそうです。

で、加害者の青年がオイラを引っかけて
オロオロしてたころ、「仲間」の一人で
メンバーのまとめ役が事故現場を通りかかったそうです。

そこで、加害者の青年はその男を呼び止め
・事故を起こしてしまったので、午後は走れない
・自動車部に迷惑がかかるようなら連絡する
ということを伝えたとのこと。

すると、その男は「わかった」とだけ言って
その場を立ち去ったそうです。

この間、オイラは意識がなく、現場に倒れていました。

結局、そのあと現場を通りかかった
二人のライダーによって、サーキットや警察への連絡
救急車の手配・・・などなどが行われたそうです。

この二人のライダーには
いくら感謝しても感謝しきれないのですが
問題は、例の「通りかかった」という男。

この男が、負傷者の救護義務違反を犯した
ということはこの際、問わないことにしましょう。
(これだけで十分に論外なのですがね・・・)

この男は自分の「仲間」の加害者青年が
困っているのを見ていながら
何もせずに立ち去った、というのですよ。

しかも、その後も「仲間」のはずの
自動車部OBの連中は、
加害者の青年をほったらかしで
ジムカーナ場で散々楽しんで、
そのまま帰ったということです。

オイラの感覚では、こういう連中は
「仲間」でも「友人」でもありません。

この話を聞いたとき、
オイラは、開いた口がふさがらなかったと同時に
加害者の青年が、あまりに貧しい人間関係しか
築いてこれなかったということに、
なんとなく同情すら覚えました。

オイラは今まで、多くの仲間と
助けたり助けられたりしながら
今日までやってきました。

それをオイラは、どこか当り前の事のように
考えていたような気がします。
でも実は、そんな仲間たちに恵まれたことを
感謝しないといけないのだ、と思いました。

我々は、実に多くのことを
空気のように当たり前だと思ってしまっています。
今日は、そんなお話です。

0 件のコメント: