2012年12月29日土曜日

オッサン、オバサンのための肩の柔軟(その2)

さて、前回の話で、筋力の低下が最初の原因
と書いたけど、オッサン、オバサンの場合
いきなり筋トレを始めるのは愚の骨頂。

筋トレって、結局筋肉を傷つける行為なので、
下手をすると 炎症→痛み→五十肩一直線
という逆効果にもなりかねない。

そんなことより、まずやるべきは・・・・歩く!

え?え?歩くってなんだよ、肩の話だろ?
歩いたって肩には関係ないだろ!!

・・・と、お思いのあなた、違うんだな、それが。

肩の筋肉は結局のところ、腹筋や背筋など
体の筋肉の土台の上にある。
そして、全ての土台になっているのが足だ。

土台となる下半身がちゃんとしてないと
肩だけをどうこうなんて
絶対にできっこない。

なので、まずは歩く。
猫背をやめて、姿勢を正して
踵から地面に足をつき、
つま先で地面を蹴る。

姿勢がいかに大事かを知るために、
ためしに、姿勢を伸ばした状態と
猫背になった状態で
肩を動かしてみてほしい。

オッサン、オバサンで、肩がどうも、
と言ってる人は、たったこれだけで、
肩の動きがまるで違うことに気がつくはず。

なので、最初にやるべきことは
ひたすら正しい姿勢で歩く。

長年、猫背で暮らしてきた人は、
これだけでもかなり辛いが
ちゃんと腹筋と背筋で上半身を支えよう。

腹筋と背筋をきちんと使うというのは、
バイクに乗るときも重要で、
ハンドルにしがみつかずに、ちゃんと
筋肉で上半身を支えるための基礎となる。

アサカワスピードの浅川さんに
「歩いてるの見てるだけで大体わかる」
と言われたことがあるけれど、
なるほど、たかが姿勢、されど姿勢だ。

「八の字バカにするやつに
 バイクが上手いやつはいない」

というのは、オイラの言葉だけど、
同じように、歩くのを馬鹿にしちゃいけない。

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