2012年8月6日月曜日

すでにスズキは四輪メーカーである



スズキの2012年第一四半期(4-6月)の
決算報告が出た。

そこで、気になったことがある。

同時期のホンダの販売台数は

 二輪:391.1万台
 四輪:99.9万台

で、二輪の販売台数は四輪の4倍ある。
もちろん、1台当たりの利益は四輪の方が大きいので
利益額で見ると、この比は逆転するのだが
問題はスズキの方。

 二輪:34.1万台
 四輪:66.3万台

つまり、スズキは四輪の売り上げ台数が
二輪のそれを倍近く上回っている。

現会長の戦略は、見事に実現しつつあり
スズキはもはや二輪メーカーではなく
片手間に二輪も作っているだけの会社になった。

21世紀になってもGSX-R1000や隼などの
傑作車を作り続けてきたスズキだが、
この先、どこまでその勢いが続くのか?

正直、かなり心配である。

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