2012年1月12日木曜日

バイクと自転車の小さな謎:フルカバーチェーンケース

バイクの駆動方式で最も一般的なのはチェーンである。
ただし、これでは頻繁なチェーンメンテが必要になるため、
シャフトドライブ方式も使われているが、
デメリットが大きいため、あくまで少数にとどまっている。

しかし、ここでちょっと考えたことはないだろうか?

チェーンをむき出しにする必要があるのだろうか。
フルカバーのチェーンケースを採用すれば
チェーンメンテの頻度はかなり減らせるのではないか?

チェーンメンテのためには、ワンタッチで
カバーを外せるようにしておけばよい。

フルカバータイプのバイクは、言ってみれば
・ドライブシャフトよりデメリットが少なく
・むき出しチェーンよりメンテ間隔が長い
という、ちょうど両者の中間的な位置にある。

何も、走り優先のスーパースポーツやモトクロッサーまで
フルカバーにしろと言ってるわけではない。

たとえば、デザイン上の理由からモノサスに背を向け
かたくなに二本サスを守っている、
「ジャパニーズ・スタンダード」の大排気量ネイキッドバイク。

モノサスを否定しておいて、今さら、
フルカバーのデメリットがどうの、もないだろう。

その他にも、ツアラーなんかは
フルカバーでもいいんじゃないかと思う。

しかし、今までフルカバーチェーンというのは
あまり見たことが無い。
日本メーカーに限らず、海外メーカーでも採用が無い。

自転車でも、ママチャリ以外は見ないし
レーシングカートなどでも、わざわざ社外品を買わないと無い。

なぜ、フルカバーのチェーンが普及しないか
誰か明確な答えを持っている人はいないだろうか?

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