2011年4月11日月曜日

SBK:カワサキ復活?


TV放送の関係で、SBKは1週間遅れでしか追いかけられないので、
なかなかタイムリーな話題提供ができません。

以前のように、webサイトで見ることが出来れば良いんですが・・・

それに、TVではトップカテゴリーのSBKしか
放送しませんが、本当に面白いのは600ccのSSクラス!

さらに、欧州ラウンドで開催されるST1000とST600。
こちらは年齢制限があり、若手のライダーが
凄まじいガチンコ勝負を繰り広げてます。

しかも、もうMotoGPでは見られなくなった
リヤタイヤをズリズリと滑らせながらのコーナリング。
単純な迫力はMotoGPなんかメじゃありません。


そのSBKから、今回はカワサキの話題について

カワサキと言えばグリーンモンスター
・・・・なんて話は、今の若い人には通じないかも。

グリーンモンスターなどと言われていたのは遠い昔。
いまやカワサキといえば、緑亀などと揶揄されている。

MotoGPからは、あまりに勝てないので撤退してしまい、
SBKでも1993年の勝利を最後に鳴かず飛ばず。

SBKのベースマシンのZX-10Rは、モデルチェンジの度に
"サーキット最速"を標榜して登場するけれど、
SBKでのこの体たらくは、いったい何?

SBKに限らない。SBKよりも改造範囲の狭い全日本JSBでも
カワサキが勝つとニュースになるほど・・・・

どこをどう解釈するとZX-10Rがサーキット最速なのか?


しかし、一昨年あたりからSSクラスで
ラスコルツが頭角を現し始め、
緑のマシンがトップ争いをする姿が見られるようになった。

最初のうちこそ「カワサキがトップ争いをしてる!」
などと、好奇の目で見られていたけれど、
ラスコルツの強さは本物で、
いつしか優勝候補の一人に数えられるように。

そのラスコルツが今年からSBKにステップアップ。
さらに、2011年にZX-10Rがモデルチェンジ。

日本車よりも高馬力をうたうBMWを凌駕する
ハイスペックなエンジンを搭載し、
今度こそはカワサキはやる気か?と思われた。

第1戦のフィリップアイランドこそ、さほど振るわなかったが、
第2戦のドニントンパークでは
1ヒート、サイクスが転倒したものの一時4位を快走。
さらに第2ヒートでは、ラスコルツが5位に入賞してみせた。

アナウンサーも「今年のカワサキは後ろに固まっているだけじゃない!」
と紹介。カワサキの期待の星となったラスコルツ。

緑亀の長い眠りは、今年、いよいよ終わるのだろうか?

Newcomer and new Kawasaki come good
http://www.worldsbk.com/en/news/5-news/6971-newcomer-and-new-kawasaki-come-good.html

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