2011年3月4日金曜日

あなたにとって、自転車とバイクは?

http://riding-high.way-nifty.com/circuit/2011/03/post-6785.html
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ここの「バイクでスポーツする」の著者は、子供のころ、自転車にはまり、
バイクはその延長線上で、自然にバイクに乗っていた、とあります。

自分も子供のころ、自転車コゾーでした。
どこに行くのも自転車。自転車さえあれば退屈しませんでした。

ギヤ付自転車を買ってもらったときなんか
大喜びでガチャガチャさせて遊んでたものです。

そこで、自然にローギヤは加速はよいけど低速向き
ハイギヤは、加速は悪いけど高速に適している
なんてことも覚えました。

・・・・・が、それとバイクとは別だったなぁ。

そのころの自分にとって、
エンジン付乗り物のイメージは最悪だったのです。

当時の自分は、四輪に乗るとすぐに酔ってしまい
猛烈に気持ち悪くなって吐くのが常でした。
それもあって、四輪は自分にとって敵といってもよかったのです。
なので、同じように道路を走るバイクも
四輪と似たようなもの、と思っていたようです。

でも、機械が嫌いだったわけではない。
当時、好きだったのは、軍艦とか軍用機。

日本海軍の「長門」やイギリス海軍の「キングジョージ五世」などの戦艦、
またゼロ戦、スピットファイア、P51ムスタングなどの戦闘機は大のお気に入り。
なぜ商船や旅客機ではなく軍艦と軍用機だったかというと、
「戦う」という目的のために全てを先鋭化させた姿が、琴線に触れたのでしょう。

後に私は、登場したばかりのゼファーをクソミソに言い、
「前傾が強いほど純粋な存在である」なんて言ったりしてますが
たぶん、同じ意識だったんでしょうねぇ。「戦う」という意味では
戦闘機も、レーシングバイクも同じものだといえます。

話がずれました。自転車とバイクでしたね。
「四輪=酔う」からエンジン付乗り物を毛嫌いしていた私は
実際に自分で運転するまで、その魅力には気がつきませんでした。

バイクに初めてまたがった時の感じを覚えてますか?

私の場合は、自分とは違う何かが息づいている感覚、
そしてそれがアクセルを通して意志の疎通ができるという感動。
走っている間中、その他者、すなわちエンジンとの対話が続く。
そんな感じでした。自転車にはそういう意味の他者はない。
実はフレームとの対話というものがあるはずだが、
エンジンに比べると、それを意識するのは難しい。

そういうわけで、バイクのタイヤが二つだからって、
自転車と同じ仲間だ、という意識は、
ずいぶん後までありませんでした。

実際、ガキのころの友人にも、 自転車コゾーはいくらもいましたが
バイク好きに育ったのは皆無。

チャリ→バイク という人、誰かいますか?

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